蛍の光、4番の歌詞

師走ですが、みなさま「蛍の光」という歌はご存知でしょうか?

その歌詞は、4番までありました。(歌詞連載)


蛍の光



一、蛍の光、窓の雪

書(ふみ)読む月日、重ねつつ。

いつしか年も、すぎの戸を、

開けてぞ今朝は、別れ行く。


【解説】蛍を集めた光や雪の明かりを頼りにして、貧しくとも共に苦労して勉学に励んできた友よ、いよいよお別れの時が来ましたね。



二、止まるも行くも、限りとて、

互(かたみ)に思う、千萬(ちよろず)の

心の端(はし)を、一言に、

幸(さき)くと許(ばか)り、歌うなり。


【解説】学舎にとどまる人も、また学を修めて卒業し、旅だってゆく人も、今日を限りと思って、お互いにかわした心の架け橋、永遠の絆を、無事にあれとばかりを念じて、この歌の一言に思いを託して歌います。

 ※「かたみにおもう」=お互いに思う 「さき(幸)く」=無事に



三、筑紫の極み、陸(みち)の奥、

海山遠く、隔つとも、

その眞心(まごころ)は、隔て無く、

一つに尽くせ、國の為。


【解説】九州の端や東北の奥まで、海や山々によって遠く離れていても、真心はただひとつにして互いに国の発展の為に尽くそう。

 ※「つくし(筑紫)」=九州の古い呼び方 「みちのおく」=陸奥。東北地方



四、千島の奥も、沖繩も、

八洲(やしま)の内の、護(まも)りなり、

至らん國に、勲(いさお)しく、

努めよ我が背、恙(つつが)無く。


【解説】千島列島の奥も沖縄も、日本の国土の守りだ。学を修め職を得て、どこの地に赴こうとも、日本各地それぞれの地域で、我が友よ、我が夫よ、我が兄弟よ、どうか無事にお元気で、勇気を持って任にあたり、務めを果たしていただきたい。

 ※「やしま」=八島、八洲。日本の国の古い呼び方 「いたらんくにに」=国の至る所で 「いさおしく」=勇ましく 「せ」=背、夫、兄。兄弟とか友 「つづがなく」=お元気で


※歌詞と解説は『日本教育再生ネットワークのブログ』さんから天才させていたきました。

https://ameblo.jp/zenkyoukyou/entry-11476455829.html

国民海洋基金後援会 NOFSA

NOFSAは国民海洋基金の「日本が海洋国家として再生し、平和世界を牽引するリーダーになることを目指す」という活動趣旨に賛同し、その活動を支援し、海を大切にする有志組織です。 NOFSA(ノフサ)は、National Ocean Foundation Support Association の略で、国民海洋基金後援会の略称です。